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弁護士山本了宣の研究日誌

活動の記録と、日々考えたことなどを書きます。技術的な話が多いかもしれません。研修などでは言いたいことをだいぶ削っていますので、そのぶんの話なども。

行末に自動で貼り付けを行なう秀丸マクロ

テキスト編集を行なっていると、「今編集している行の最後に貼り付けをしたい」とか、「この10行全部の最後に貼り付けをしたい」という場面に出くわします。年表など、半データベース的なものを書いているときに結構あります。 「今編集している行の最後」…

証拠開示はなぜ必要かNo.3 「証拠の独裁者」

主張に沿わない証拠をはじくというズルを認めない 刑事裁判は何のために行われるのかという問いがあります。その答えの一つは、「検察官の訴追を批判・検証するための手続だ」というものです。 訴追は公訴事実と証拠のセットで成り立っています。公訴事実が…

再審証拠開示ガイドラインの準備が進められています

なにかのものごとを形にするためには、指針や手順が必要になります。道行きが多様でありえたり、見通しが立ちにくいとき、具体的な道しるべが特に重要になります。全ての人が知識や経験を持っているわけではないので、誰かがきっちり研究して、具体的に指針…

証拠開示とは

「証拠開示」というのは、裁判の中で実際どう行われているのか。法律上どういう風に位置づけられているのか。どんな問題点があるのか。予備知識無しでも、具体的なイメージがわくように解説します。 一般の方から、学生さん、新人弁護士さんくらいまでの方を…

「裁判官協議会」を知る

いま私の手元に、「刑事事件担当裁判官協議会」に関する書類の山があります。平成22年から平成27年までのものです。司法行政文書ファイルをまるごと謄写しています。何月何日にどこで裁判官協議会が行われ、出席者が誰で、協議事項が何であったか、そし…

「行政文書を刑事弁護に活用する」 連載開始

見慣れた実況見分調書。よくよく観察してみると、左肩に「様式第46号」という文字が書かれているのです。 「様式」ってなんだろう? 弁護士一年目の頃に不思議に思っていました。その謎を追求してみると、そこには行政文書の世界が広がっていたのです。 季…

証拠開示はなぜ必要かNo.2 「早い者勝ち」

裁判所の事実認定という営みは、証拠という入力に対して、認定事実という結果を返す、関数(ブラックボックス)のようなものだという話をしました。これを事実認定関数モデルということにしておきます。 ryosen-y.hateblo.jp ここから、「早い者勝ち問題」と…

強姦再審無罪事件 国賠訴訟提起の解説 ~裁判官編~

基本的な捜査をするのは警察官、起訴するのは検察官ですが、冤罪の判決を下すのは裁判官です。最後の判断は裁判官です。ですから、冤罪が起きたときに、「裁判官の責任は?」「賠償責任は?」と考えるのは、至極真っ当な発想です。 ryosen-y.hateblo.jp 強姦…

強姦再審無罪事件 国賠訴訟提起の解説

報道がありましたが、平成27年10月16日に、大阪地裁で再審無罪判決が言い渡された強姦再審事件について、本日、国家賠償訴訟が提起されました。 www.asahi.com この訴訟のテーマは大きく3つあります。 1 警察官・検察官の、捜査や公訴提起の過失2 …

証拠開示はなぜ必要か 

いつも証拠開示をどうやるかという方法の話ばかりしていて、それがなぜ必要かという話をしたことがありません。なのでその話をします。 教科書的な説明は色々ありますが、それとは全然関係無く、自分で考えたところを書きます。 ◆真実愛好者

TKC証拠開示セミナーの講師をさせていただきました

先日、株式会社TKCの証拠開示セミナーの講師を担当させていただきました。 http://www.tkc.jp/law/lawlibrary/seminar/sem201608 日時:2016年8月4日、9月8日 テーマ:証拠開示の方法論時間:100分参加者:申込みは各100名でした。 2回目…

ブログを作りました

ブログのようなものと縁なく自分は暮らしていくと思っていたのですが、今に至ってこのようなものを作りました。理由は二つほどあって、一つは、最近原稿を書かせていただく機会などもある程度増え、自分の活動の記録や報告をしておく場が必要だと思い始めた…